校長先生から、「1番早く報告が完了したクラスは、避難開始から1分45秒かかりました。一方で、最後のクラスが報告完了し、人員全員の無事が確認できたのは避難開始から12分経過していました。火災が、実際に起きた場合には、人員点呼で全員の無事が確認できるまでは、例え消防車が到着しようとも、消火活動に入れません。避難時に、走らず押さず慌てず冷静には鉄則ですが、その1分1秒が救命活動には、重要となってきます。」
とお話がありました。
いくら周到に、防災マニュアルやBCPだけを準備していても、避難時に全員にその内容が浸透していなければ、いざという場面で適切な判断をすることは困難です。避難訓練は、そういった非常時の対応を全員で習熟させるための貴重な機会となります。いざという時の為に、次回の防災訓練では、より一層真剣に取り組むようにしていただきたいです
