館内では市民講師でもある広田館長から江戸切子の歴史、道具、材料についての説明を受け、今では希少な道具や素材を実際に手で触らせていただきました。
また、館内の作品も自由に見せていただき、その美しさと同時に、値段の高さにびっくりでした。
その後、「すみだマイスター」の川井更造氏の実演を間近でみせていただきました。
授業で課題として取り組む「菊花文」の彫りを見せていただき、さらに生徒の彫り方も直接に指導していただきました。
最後に川井更造氏の最新作である、「シンデレラのガラスの靴」を見せていただきその彫の細かさ、美しさにため息と歓声がおきました。
実際に切子職人の方の技術や作品を目の当たりにし、行く前と行った後では江戸切子に対する思いが全くかわった校外学習でした。
一つの作品を作るには忍耐力や集中力が必要だということ、そしてまず第一に“心を込めて作る”ということが大切なのだと生徒も実感することができたと思います。
館長はじめ川井さん、スタッフの皆さまありがとうございました。
この体験を生かし、良い作品を作っていくよう生徒一同頑張ります。
すみだ江戸切子館の公式サイトはこちら